高橋狗佛(くぶつ)コレクション

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彦根市立図書館所蔵の高橋狗佛コレクションは 
郷土玩具の「幻のコレクション」といわれる貴重な存在で 
2007年 彦根城築城400年祭の開催に因み
彦根まちなか博物館の一環として
夢京橋あかり館にて 展示
その全貌が明らかにされました

 

総数 2376点 そのうち犬に関する玩具 約400点 貯金玉566点など
大正13年から昭和11年までの16年間に収集されたものです

高橋狗佛 本名高橋敬吉は 明治7年彦根藩士の次男として生まれ
地元で教員となり 佐賀 福岡と赴任し 
33歳の時東京の済美学校の理科の教員となっています
明治38年 美恵と大恋愛の末結婚
大正4年に彦根の井伊家当主直忠に招かれ
家庭教師兼教育係として井伊家に入り  その頃より犬の玩具の収集を始め
大正12年 一世を風靡したわが国最大の趣味家集団 「我楽他宗」に入宗
「玩雪山狗物寺」(がんせつざんくぶつじ)と称し 
全国の郷土玩具蒐集に情熱を注ぎました
「犬の狗佛さん」として 犬の玩具に関する第一人者となり
昭和20年 故郷 滋賀に疎開し 昭和28年に亡くなってます
その蒐集された約3000点のコレクションが
彦根市立図書館に寄贈され 保管されていたものを
この度あらためて精査整理されての展示となりました
関係者の方々の努力とご苦労にあらためて敬意を表し
このコレクションの 保存と今後の恒久的な展示に
期待をしたいと思っています


2007年4月1日〜
『高橋敬吉とその一生 1』
犬の郷土玩具コレクション



























2007年7月4日〜
『貯金玉コレクション』

 

妻 美恵も 貯金玉のコレクターとして有名で
ゆえに この高橋コレクションは 「愛のコレクション」とも云われています




  2007年10月10日〜
『高橋敬吉とその一生 2』
旅コレクション 探犬旅行