竹生島弁天

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宝厳寺は、
神亀元年(724)聖武天皇の勅願による創行基菩薩の開基により開かれ
豊臣秀吉の遺命により、秀頼が桃山城の一部を寄進したと伝えられる
西国三十番札所観音堂、
藤原時代(平安後期)の工風による高雅華麗な大弁才天根本道場などがあって、
琵琶湖に浮かぶ島の景趣は"深緑 竹生島の沈影"として有名である


“小幡でこ” の製作者 先代の細居文造翁は
近江の歴史 文化 祭り 地域にまつわる
新しい創作人形をたくさん創造されました
これもその一つで 裸弁天が琵琶を奏でるお姿を映したもので
陰部より白蛇が顔を覗かせ 
一つ間違うとなんともグロテスクなものになってしまうところを
文造翁独特の明るさと豊な彩描により ほんのりとした温かみと
エロスの入り混じった 小幡人形の独壇場ともいえる佳品です