(6×7)
宮城県仙台市
元々は 伏見の型 今戸の技術を引きながら 独自の境地を開拓し
人形王国東北のリーダー的存在としてあり 伏見 古賀と並べて日本三大土人形といわれる
東北の風土を反映して黒く沈んだ色調に特色があり
「その魅力は かかって憂鬱の美にある」とも いわれた
この堂内天神は小さいものですが 天神様への崇拝を形にしたものとして面白い
階段を登った上のお堂の奥に 鎮座されている天神様がはっきり見えないぐらい遠く感じてしまう(笑)
恐れ多いという畏敬の念なんでしょうか
地域の天神様への愛着や崇拝の度合いが測られるような気もします
ありがたく遠くからでも手を合わせて拝めたら庶民は気が住むのですよ(自戒)