四国の
郷土玩具


阿波(徳島県)

讃岐
阿波
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伊予
徳島といえば直に阿波踊りと閃くのですが
若い時に仕事の関係で徳島へ行った事があるのですが
その時 場所は忘れましたが 一年中阿波踊りを教えてくれる所があって
手と足を一緒に出せばよいと言われた記憶が・・・
ただし 右と左は同時に出さないようにと注意がありました
同時に出したのでは立っていられません ものね
妙な事ばかり覚えているものです
徳島では吉野川の流れと眉山が 印象に残っていますが
残念ながら 全体としては 何となく地味な印象がぬぐえません
郷土玩具も生憎少なく 手持ちの玩具も3点ほどしか紹介できなくてすいません
他には 祭礼玩具「よいやしょ」や 凧等もあるようですが
四国の中でも郷土玩具の少ない所のようです

藍附きお蔵
よちよち歩きができるようになった幼児が
つかまって押して遊ぶおもちゃの原型です
藍玉作りを郷土玩具にしたもので 幕末の頃考え出され
白地に墨で屋根瓦を描いた車付きの藍蔵から 長い杵が3本突き出ていて
紐を引いて車を動かすと 3本の杵が交互に上下して 藍を搗くからくりになっている
むかし NHKの朝の連続テレビ小説に「藍より青く」ってありましたが
年がばれてしまいますねえ(笑)
撫養の首人形
徳島市は蜂須賀藩二十五万7千石の城下町で人形芝居の盛んな土地柄であり
人形芝居の一座が各地にあり 農閑期に村々を巡業して歩いたので
子供達も いつの間にか人形芝居を覚え 首人形で芝居を真似て遊んだという
土製 手捻りの首に竹を刺して 頭に毛を植えたりして現実的に作ってある
全国の首人形の中でも白眉といわれ
その迫力は 他の産地の追随を許さないものです
阿波踊り土鈴
踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損!!
どうせ楽しむのなら 積極的に参加して汗をかいて楽しんだ方が
面白いぞという極めて判りやすい教訓 (笑)
何事も そうで無いといけないかもしれません
浄瑠璃人形


首でこ
阿波の浄瑠璃芝居の人形を 真似たもの
他に、首でこもある
ヨイヤショ
「ヨイヤショ」とは 山車の担ぎ手の掛け声から 転じて 布団山車の事を言う
各神社で執り行なわれる 秋祭りに 若者達の担ぐ ヨイヤショを
小型化し玩具として子供に与えた
郷土凧
徳島の角凧
わんわん凧
竹人形
戦後間もない頃から 作られ みやげ物店などで 見かけられる
細い布袋竹(五三竹)の節を中心に上下を切り
節が人形の腰の部分になるようにして、別の竹で手足を作りつれた人形で
代表的なものに阿波踊りがある
2006/07/02